今年のF1日本GP(10月13日決勝)に来場予定だったゲルハルト・ベルガー(53歳)が、赤ちゃんが生まれるためにF1日本GPへの来場を中止することが鈴鹿サーキットの運営会社モビリティランドから発表された。
今年で25回目を迎える鈴鹿でのF1日本GPだが、1987年に行われた鈴鹿で初めての日本GPで優勝していたのがベルガーだった。今年は、25回目の開催を記念してベルガーが来日し、各イベントなどに出演する予定だった。
しかし、ちょうど日本GPと同じ時期に、赤ちゃんが生まれることになったため、来日が困難になったとベルガーから連絡があったという。ベルガーはモビリティランドを通じて、次のようなコメントを残している。
「日本のファンの皆さん、こんにちは。今までずっと私を応援してくれてありがとう。鈴鹿サーキットから、私が優勝したマクラーレン・ホンダを鈴鹿でデモランすることの招待を受け、とてもうれしく思いました。皆さんに会えるのをすごく楽しみにしていましたし、とっても好きな鈴鹿サーキットに戻れるのを心待ちにしていました」
「しかし、残念ながら、そして素晴らしいことでもあるのですが、今年、私に赤ちゃんが生まれます。その時期がちょうど鈴鹿に行く時期と重なるため来日をキャンセルさせていただきます。今年皆さんに会えなくてとても残念です。来年か再来年、また私が招待されたら、鈴鹿サーキットを走行したり、皆さんと一緒にパーティーしたりすることを願っています」
「皆さん、ぜひ、悲しまずに今回のことをご理解いただきたいと願います。そして、あらためて鈴鹿に行くことを約束します」