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インディ第14戦予選、ハンターレイがポール、トラブルに見舞われた琢磨は?

2013年08月04日(日)16:52 pm

インディカー・シリーズ第14戦ミッドオハイオの予選が現地3日(土)に、オハイオ州のミッドオハイオ・スポーツカー・コースで行われた。ライアン・ハンターレイ(アンドレッティ・オートスポーツ)がポールポジションを獲得、佐藤琢磨(AJフォイト・レーシング)は16番手だった。以下、ホンダのプレスリリース。

アメリカ東部オハイオ州のほぼ中央に位置することからミッドオハイオ・スポーツカー・コースと名づけられたサーキットにおいて、インディカー・シリーズの第14戦が始まりました。高速から低速までさまざまなコーナーを備え、アップダウンにも富む全長2.258マイルのコースで行われた3段階の予選は好天に恵まれました。夏休みの週末とあって、サーキットには家族連れを含む多くのファンが土曜日から集まり、24台のインディカーによる激しい戦いに見入っていました。

予選のファイナル・ステージへと駒を進めた6人のうち、Hondaドライバーはスコット・ディクソン(Chip Ganassi Racing)、ダリオ・フランキッティ(Chip Ganassi Racing)、チャーリー・キンボール(Chip Ganassi Racing)の3人で、1分5秒7051というすばらしいラップタイムを記録したディクソンが予選3番手となりました。キンボールは予選での自己ベストタイとなる5番手を手に入れ、フランキッティは予選6番手でした。

ディクソンはシリーズ第11戦のポコノから現在3連勝中ですが、ミッドオハイオでのレースは昨年、一昨年と過去2年連続でウイナーとなっており、通算4勝を挙げています。明日の決勝でディクソンは、ミッドオハイオでの3年連続優勝及び通算5勝目、そして、今シーズンの4連勝を目指して戦います。

ジャスティン・ウィルソン(Dale Coyne Racing)が予選7番手、シモン・パジェノー(Schmidt Hamilton Motorsports)が予選8番手、ジェームズ・ジェイクス(Rahal Letterman Lanigan Racing)が予選10番手とHondaドライバーは合計6人がトップ10にグリッドを確保しました。

一昨年のミッドオハイオで4位フィニッシュしている佐藤琢磨(A.J. Foyt Racing)は、金曜の2回のプラクティス両方でギアボックスにトラブルが発生した上、予選を前にした午前中のプラクティスでもコースアウトがあったため、十分な走り込みができず、マシンセッティングを思うように行えないまま予選を迎えました。10分間という短い予選セッションで、佐藤はできるだけ多くのラップをこなしたいと考えていましたが、ルーキードライバーのアクシデントによって走行時間が大幅に短縮される難しい状況に直面しました。それでも佐藤はソフトタイヤを装着して全力でのアタックを敢行し、今週末の自己ベストを更新。1分06秒1989をマークして予選16番手、8列目アウト側グリッドから明日の決勝に臨むことが決まりました。

佐藤琢磨(16番手)
「昨日のプラクティスはトラブルに見舞われ続けて多くの周回を重ねられず、走行時間の少なさからマシンセッティングを十分に行うことなく予選を迎えました。そうした苦しい状況下でもすべての要素を良い方向へと集約させるべく全力を挙げ、私たちはかなり良いパフォーマンスを発揮していたと思います。しかし、インディカー・シリーズは非常に競争が激しいため、わずかな差で第2ステージへの進出を逃しました。とても残念な結果ですが、マシンがどれだけの力を持っているかを予選で把握することができましたから、明日のウォームアップでさらにマシンを向上させたいと思います」

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