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シロトキン、F1テストは2014年までおあずけ

2013年08月02日(金)12:36 pm

セルゲイ・シロトキンは、来年初めまでF1に乗せてもらえないことが分かった。本人が認めたものだ。

ロシアの出資者との取引で17歳のドライバー、シロトキンがザウバーの来季ドライバー候補に浮上したが、経験を積むため、今後、金曜日のフリー走行でマシンに乗るのではと言われていた。

ところがチーム代表のモニシャ・カルテンボーンは、こんなことを言っている。「その選択肢はないわね。彼はスーパーライセンスを所持していないから」

「だったらどのような可能性があるのか探らないといけない」と、カルテンボーンは付け加えるのだった。

シミュレーター搭乗がひとつの手だ。そのほか、FIA(国際自動車連盟)からスーパーライセンスを発給してもらえるように、例えば古いF1マシンで経験を積ませるとの報道もある。

シロトキンは、『Motorsport Aktuell(モータースポーツ・アクチュエル)』誌にこう話している。「当分、しんぼうしなきゃだよ」

「2014年初頭にはマシンに乗る計画なんだ。(冬になって)最初の公式テストでね」

先週末のF1第10戦ハンガリーGPで話題にのぼったのは、来年ようやく18歳になるシロトキンが、果たして心体ともにF1ドライバーとして準備が整うかだ。

22歳でF1に打って出たルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)はこんなことを言っている。「僕が18の時は、準備なんかできていなかった」

「18にしてはいい線行っていた、この僕がだよ」

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