NEXT...F1開催スケジュール

F1最高権威エクレストンの権力拡大ならず

2013年08月02日(金)13:08 pm

紙媒体のF1プレスパス発給は、従来通り国際自動車連盟(FIA)の役目となった。

先週末のF1第10戦ハンガリーGP、ようやく新コンコルド協定が締結。それまでは、新聞や雑誌ジャーナリストを誰が管理するか、F1最高権威バーニー・エクレストンとFIAジャン・トッド会長のあいだで課題となっていたと報じられている。

以前にも伝えられたとおり、両者が覚書を交わす以前、エクレストンは、「FIAの利益配分を増やす代わりに紙媒体のパス発給権限」を要求していた。

しかしドイツ『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』誌の記事によれば、エクレストンの権力がさらに増すといった懸念はただのき憂に終わり、引き続きFIAが管轄することになったという。

ではなぜエクレストンはジャーナリストの「手綱」を締めようとしたのか。同誌のミハエル・シュミット記者は、いくつかのチームやサプライヤーが、批判的な記事を書かれたといってエクレストンに苦情をいったとのうわさを紹介している。

もっとも、新コンコルド協定では「報道の自由が保証されている」とシュミット記者は付け加えた。

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック