ロータスのチーム代表であるエリック・ブーリエが、2014年シーズンに向けたキミ・ライコネンの決断を待っている状態であることを認めた。
少し前には、ロータスがライコネンに対し、来シーズン以降もロータスにとどまるのか、あるいはレッドブルなど、ほかのチームへ移籍するのかの決断を急ぐよう迫っていると報じられていた。
そのときブーリエは、8月を迎えるころまでにはライコネンに決断してほしいとほのめかした。だが、最近になって、ブーリエはロシアの『Championat』に対し、次のように述べている。
「それは私が言ったこととは少し違うね。私は、8月までには結論が出るかもしれない。だが、決めるのは私ではない、と言ったんだ」
もしロータスがライコネンを失うことになれば、現在のチームメートであり、調子の波が大きいことで知られるロマン・グロージャンにとってはいいニュースとなるかもしれない。ブーリエも次のように続けた。
「まったく新しいドライバーラインアップにするのがよくないというのは本当だ。だが、最高の選択肢はキミとロマンが残ってくれることだ」
「一般的に、少なくとも1人のドライバーをキープすることが大切なんだ。レギュレーションが大きく変わろうが、変わるまいが、それには関係なくね」
「少なくとも1人はね」
ブーリエはさらに、ロータスの控えドライバーであり、GP2チャンピオンとして圧倒的な強さを見せているダビデ・バルセッキの将来についても次のようにコメントしている。
「もしわれわれのチームに彼のためのシートがないにしても、彼はほかのチームでもチャンスを得られるだけの力があることを示してきたと考えている」
「彼はその才能を示してみせた。彼は速いし、F1でチャンスを与えられる資格があるよ」