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フェラーリ、ライコネンにオファー?

2013年08月01日(木)8:15 am

2014年のF1ドライバー市場がどんどん意外な方向に進んでいる。ドイツ『Bild(ビルト)』紙は、ロータスから残留を要請されているかたわら、レッドブルの来季ドライバーとして名が上がっているキミ・ライコネンが、今度はフェラーリの2014年ドライバー候補だというのだ。

フェラーリはかつてライコネンが3年を過ごしたチーム。2007年には世界タイトルを獲得するが、解約満了の1年前、2009年シーズンが終わるとフェルナンド・アロンソに取って代わられた。

そのアロンソは、フェラーリと2016年までの契約を結んでいるが、レッドブルへの電撃移籍がうわさされている。チームメートのフェリペ・マッサは、今季が契約最終年だ。

そんな中、『Bild(ビルト)』のニコラ・ポールとヘルムート・ウール両記者は、フェラーリが「ライコネンに契約を申し出た」と伝えたのである。

両記者によると、F1第10戦ハンガリーGP直前の25日(木)にフェラーリが提示した金銭オファーは、レッドブルのそれよりも「魅力的」だという。

記事で明らかになったレッドブルのオファーは、1,500万ドル(約14億7,200万円)の年俸、成績に応じたボーナス、それにライコネンが所有するモトクロス・チームへのスポンサーシップだ。

今回のうわさは、アロンソとフェラーリの間にくすぶっているわだかまりと呼応している。アロンソがハンガリーGP決勝後にチームを批判する内容のコメントを発したの受け、フェラーリ会長のルカ・ディ・モンテゼモーロが「アロンソを黙らせた」一件だ。

しかし、フェラーリの広報は両者の不和を否定している。

スペインのスポーツ紙『AS』紙のマヌエル・フランコ記者に、あるフェラーリの広報担当は次のように話す。「会長は100%、アロンソの味方だ」

「ドライバーが早急にマシンの戦闘力改善を要求したら、会長は真っ先にこれを支持する」

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