ニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)は、昨年までチームメートだったミハエル・シューマッハが最高のF1ドライバーのひとりとしてロズベルグの名前を挙げなかったことを指摘したメディアを一蹴した。
2010年からの3年間にわたりシューマッハとタッグを組んだロズベルグは、ほぼずっとシューマッハを上回る成績を残していた。
しかし、2013年の上位予想を聞かれたシューマッハは、2005年、2006年チャンピオンのフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)、2007年チャンピオンのキミ・ライコネン(ロータス)、2008年チャンピオンのルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)、2010年から3連覇中のセバスチャン・ベッテル(レッドブル)は突出したドライバーだと話した。
さらにシューマッハは、「たぶん、誰か忘れている気がするな」と話したが、そのドライバーがロズベルグなのだろうか。
これに対し、ロズベルグはスペインの『AS』に「さあね。でも、シューマッハは彼の言いたいことを言えばいいよ。僕が口出しすることじゃない」と冷静に話している。
2013年シーズンにすでに2勝したロズベルグは、「歴史上で最高のドライバーと同じチームで走った3年間はとても幸せだった」と語った。