パフォーマンス不足のギド・ヴァン・デル・ガルデ(ケータハム)と昨年正ドライバーを務めていたヘイキ・コバライネンが交代するといううわさがF1パドックを駆け巡っている。
ドライバー交代のうわさについて尋ねられたケータハムのチーム代表シリル・アビテブールは、ヴァン・デル・ガルデが今シーズンのピレリタイヤの使い方に悩んでいることを認めつつ、次のように述べた。
「今週末(のレースで)、タイヤの変更とマシンの改良、これらが彼の走りにどういった影響を及ぼすのかを見てみなくてはならない」
「ほかの者と同様彼も試されている。日々私が株主たちから試されているようにね」
「すべての者と同じく、彼もまた結果を出す必要がある。だからといって、グリッド上に並ぶドライバーたちと比べて、彼に特別なプレシャーがかかるというわけではない」
ヴァン・デル・ガルデのチームメイトであるシャルル・ピックも、フランスのスポーツメディア『RMC Sport(RMCスポール)』の取材に対し、自分も来年以降のシートは未確定だと前置きをした上で以下のように続けた。
「僕にとって一番重要なことは、今シーズン前進し続けることだね」
「将来について話すには時期尚早だと思うよ。ケータハムは非常に居心地が良いけれど、時期がくればそういったこと(来シーズンのこと)も話し合わなくてはいけないね」