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ピレリ、F1ベルギーGPからのコンパウンドを発表

2013年07月26日(金)17:59 pm

F1タイヤサプライヤーのピレリが、F1第11戦ベルギーGP、第12戦イタリアGP、第13戦シンガポールGPのコンパウンドを発表した。以下、ピレリのプレスリリース。

ピレリは、シーズン後半最初の3戦、ベルギー、イタリア、シンガポールグランプリ用のP Zeroコンパウンドを発表しました。

シーズン中の高速サーキットのひとつで、一周が最長のスパには、P Zeroオレンジ・ハードとP Zeroホワイト・ミディアムが持ち込まれます。スパは、シーズン中で最も大きな縦方向の荷重がフロントタイヤに課せられるサーキットです。その負荷の大半は、オー・ルージュコーナーによるものです。したがって、ピレリのFormula Oneレンジ中で最も硬いタイヤの組み合わせが最適となります。

ピレリのホームレースであるモンツァでは、同じくハードとミディアムコンパウンドが使用されます。

スパが多くの高速コーナーを特徴とするのに対し、モンツァを特徴付けているのは高速ストレートです。ここでは、タイヤに大きな縦方向の力がかかり、ブレーキング時の負荷によってブリスターが発生する可能性があります。したがって、モンツァでも最も硬いコンパウンドの組み合わせが理想的な選択と言えます。

対照的に、シンガポールでは、P Zeroホワイト・ミディアムとP Zeroレッド・スーパーソフト(レンジ中最も軟らかいタイヤでカナダグランプリ以来の登場となります)が使用されます。シンガポールは、夜間にレースが行われる市街地サーキットであるため、タイヤにユニークな負荷がかかります。タイトでツイスティなコーナーで、スーパーソフトは理想的なトラクションとグリップを生み出します。一方、ミディアムタイヤはその十分な耐久性が戦略構築の材料となります。

ハンガリーグランプリ以降使用される全てのタイヤは、2012年型タイヤ構造と2013年型コンパウンドを組み合わせた仕様によるものです。通常通り、各レースには、Cinturatoグリーン・インターミディエイトとCinturatoブルー・フルウェットも持ち込まれます。

ポール・ヘンベリー(ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター)
「シーズン後半戦は、高速でタイヤに最も厳しいベルギーとイタリアで幕を開けます。シンガポールは、全く異なるチャレンジです。今シーズン最後の市街地レースには、スーパーソフトが最適となります。いつものように、我々のタイヤ選択は、レースに最も効果的なタイヤであるとともに最適な戦略の機会を提供することに重きを置いています」

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