F1が巧妙な税金対策によりとても少ない金額しか納税していないことがわかった。
有名なF1ビジネスジャーナリストのクリスチャン・シルトが『The Independent(インディペンデント)』に書いた記事で、F1は2011年に約5億ドル(約496億円)の利益を上げていながら、150万ドル(約1億4800万円)以下の税金しか払っていないことが明らかとなった。
シルトによると、F1最高権威者バーニー・エクレストンの帝国内に網のように張り巡らされたローンによる金の動きがこの低課税率を可能にしているという。
『Sun(サン)』の記者ベン・ハントは、イギリスの税務局に問い合わせたところ「個々の懸案についてはお話しできない」と断られた事を伝えた。
F1チームの団体であるFOTA(フォーミュラ・ワン・チームズ・アソシエーション)も同様にコメントを控えている。