メルセデスAMGが、F1に新技術をもたらしたとドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』が伝えている。
この数年メルセデスAMGは、シーズン中の開発競争で後れを取り、今年は繊細なピレリタイヤの激しい摩耗に苦しんでいる。これに対処するために、チームが巧妙な仕掛けを考案したと報じられている。
それが、タイヤを撮影する熱赤外線カメラである。フロントウイングに後ろ向きに装着された小さなカメラが、エンジニアにライブでデータを送り、オーバーヒートの兆候も早い段階で捉えることができるという。