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ピレリへの非難が後任メーカー参入を妨げると元F1ドライバー

2013年07月24日(水)11:16 am

もし来年、F1にタイヤを供給するメーカーがいなくなれば、F1チームたちは自らを責めるしかないだろう、と元F1ドライバーの解説者マルク・スレールが語った。

ピレリのモータースポーツ責任者であるポール・ヘンベリーは、もしルールや非難が和らぐことなく、F1公式タイヤサプライヤーであるピレリへの対応が改善されなければ、F1は「ほかのメーカーを探す」べきだろうと声を強めて警告している。

スイス出身の元F1ドライバーであり、現在は有名な解説者となっているスレールは、もしピレリがF1から撤退することになった場合、ミシュランやブリヂストンといったメーカーであれば、「彼らがそれを望めば」、「急な依頼」であっても、ピレリの後任としてF1に復帰することも可能かもしれないと語った。

だが、ミシュランやブリヂストンが本当にF1復帰を望むだろうか?

スレールは、ドイツの『Sport1(シュポルト1)』に対し、ピレリはF1に参入を果たした2011年以降ずっと強い非難を浴びてきており、とりわけこの数か月はそれが顕著だったと指摘し、次のように語った。

「チームとしては賢いやり方ではなかった」

「結局のところ、F1はタイヤメーカーに巨額のコストを発生させるが、もしそれによって得られるものが悪い評判だけだとしたら、間違いなく(F1参入を考えるメーカーにとって)抑止力となってしまう」、とスレールは結んだ。

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