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アロンソ、マネジャーが語るフェラーリ離脱の可能性は

2013年07月23日(火)11:14 am

フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)がタイトルの取れないフェラーリにうんざりしているのではないかという憶測を、アロンソのマネジャーが否定した。

アロンソは、現役ドライバーの中で最も高く評価されているが、名門フェラーリ移籍後はタイトルを獲得していない。元F1ドライバーで現在『BBC』で解説を務めるデビッド・クルサードは、フェラーリがタイトルを獲得できるマシンを近い将来に与えられなければ、アロンソがチームを離れることもあり得ると見ている。

これに対し、アロンソのマネジャーであるルイス・ガルシア・アバドが「ばかばかしい話だ」と否定したと『DPA通信』が伝えた。

「(タイトル争いで)勝っていないからといってチームを変えたほうがいいと助言したりはしない」

「アロンソは史上4番目に多くグランプリで優勝しているドライバーだ」とアバドは話す。「そして2回世界チャンピオンになっている」

「1レース優勝することすらできずにF1を引退するドライバーもいる」

またアロンソも、最近開発が滞っていたフェラーリが軌道修正できると信じているようだ。

「ドイツでは、クルマはまあまあ良かった」というアロンソの話をブラジルの『Totalrace(トータルレース)』が伝えている。

「以前のレースで使ったセッティングや空力パーツに少し戻したんだ。そうしたら、クルマの競争力がまた上がって、挙動も正常な状態に戻った」とアロンソは説明する。

しかしアロンソはマシン開発について、最後に優勝した5月のF1第5戦スペインGP以降、結局は「基本的に何も変わっていない」とこぼしている。

「クルマに競争力はあった」とアロンソ。「でもその後、期待していた結果をもたらさないパーツを導入してしまった」

「ほかは前進している。だから僕たちはモナコ以降苦しんでいるんだ」

「シルバーストン(第8戦イギリスGP)のあと、通常通りに戻ったのは良かった。でも今度は進歩しなきゃいけない」とアロンソは指摘した。

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