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グロージャン、ロータスのシート喪失の可能性

2013年07月11日(木)10:06 am

ロータスは、もしかしたらドライバー総入れ替えで2014年シーズンを迎えるかもしれない。

仮に、キミ・ライコネンがレッドブルに移籍したら、替わりに加入するドライバーの有力候補は、ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)であるのは周知の事実だ。

だがチームオーナーのジェラール・ロペスは、あくまでライコネンは残留すると考えている。

「来年レッドブルがセカンド・ドライバーを入れ替えるのは承知している。しかし、キミがセカンド・ドライバーに収まるとは思わないね」と、フィンランド『Turun Sanomat(トゥルン・サノマット)』紙にロペスは語る。

問題はロータスの資金だ。チーム代表のエリック・ブーリエも、最近ライコネンへの支払いが滞ったことを認めている。

「(ライコネンのサラリーは)遅れて支払われた。間違いない」と、イギリス『BBC』にブーリエは明かした。

「だが、払うものは払ったよ。引き留めておきたいのなら、仕方のないことだ」

それでもロータスは、複数のドライバーとの関係が取りざたされている。パストール・マルドナード(ウィリアムズ)やポール・ディ・レスタ(フォース・インディア)などだ。

「そのうわさは耳にしたことがあるよ」とロペスは語り、次のように続けた。「ロータスは魅力的なチームだ。キミはまだ身の振り方を決めていない。それに(ロマン)グロージャンとの合意が時間切れになれば、シートに空きが出るかもしれない」

「ロマンは今までよく走った。しかし、果たしてシートはひとつ空くのか、それともふたつか、あるいはまったく空かないのか、現時点では誰も知りようがないのだ」

ブーリエも、ライコネンとグロージャンがふたりともチームを離れる可能性があるのを認めている。

「多くのドライバーがわれわれに話を持ちかけてくるよ」と、F1公式サイトに話すブーリエ。「ふたつのシートがぽっかり空いたときに備えて私なりにプランBを用意しているが、今、そのことについては話せないね」

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