シトロエンは、7月12日(金)から14日(日)までイギリスのサセックスで開催される恒例の「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」において、コンセプトカー「DS3カブリオ・レーシング」を公開する。
【写真】シトロエン、「DS3カブリオ・レーシング」コンセプト(全17枚)
このモデルは、シトロエンの世界ラリー選手権(WRC)での実績を記念して設定されたもので、「DS3レーシング」の性能と「DS3カブリオ」の洗練さを併せ持ったモデルだ。
エクステリアは、ムーンダークマット仕上げのグレー塗装が施され、ブラッククロムモールによるドアハンドル、トランクリッド、ドアミラーを装備。ドアミラーやカーボンファイバー状の黒いキャンバスルーフには光沢のある糸で織られたDSモノグラムが施されたほか、深紅色のブレーキキャリパー、ホイールキャップ、ドアに施された幅広のストライプやエンブレムなどがインパクトのある外観を演出している。
インテリアでは、新デザインのウォッチストラップデザインが施されたシートを採用。ナッパレザーとアルカンタラのコンビネーションにエンボス加工によるDSロゴが施されたバケットシートやダッシュボード、そしてシフトノブには深紅色のDSパールステッチが施され、パフォーマンスをイメージさせつつエレガンスな雰囲気も与えられた。
搭載されるエンジンはレーシング・バージョンのパフォーマンスを受け継ぐ202馬力を発生する1.6リットルエンジン。さらに、シトロエン・レーシングによって専用チューニングが施されたランニングギア、ブレーキ、カーボンキットなどを備え、パフォーマンスとスポーティーさを兼ね備えたオープンモデルとされている。
このコンセプトカーは秋のフランクフルト・モーターショーでも展示される予定となっている。