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新ピレリタイヤの評判は?

2013年07月08日(月)15:27 pm

当初はケブラー製ベルトを使ったタイヤ導入に反対していたロータスだが、ドライバーのロマン・グロージャンは、実際のところタイヤが替わっても「ひどい影響はない」と、F1第9戦ドイツGPで話している。

第8戦イギリスGPではタイヤ絡みのアクシデントが相次いだが、それ以前のロータスは、シーズン中にタイヤ構造を変えようとしたピレリの動きを阻止する抵抗派の中心的存在だった。

シルバーストン後、FIA(国際自動車連盟)の強権発動で新しいタイヤが導入されたが、ロータスはドイツGPでも快調なペースを保ち、キミ・ライコネンが2位、グロージャンは3位になった。

「走行前は新しいタイヤに不安があった」と『RMC』に語るグロージャン。「でも(構造変更で)、それほどひどい影響はなかったんだ」

「案ずるより産むがやすしで、けっこううまく走れているよ」

エンジニアのアラン・パーメインも、グロージャンと同意見だ。「リアタイヤの新構造は僕らのパフォーマンスに影響を与えていないみたいだね」

同じく最初、新タイヤを拒絶していたフォース・インディアは、ドイツGPで苦しんでいた。

「タイヤ構造の変更が我々の走りに影を落としているのかどうか、判断するのは難しいところだね」と語るのは、チーム副代表のボブ・ファーンリーだ。「でもどういうわけか、今週末はスイート・スポットを外しているんだよ」

ケブラー製ベルトへの変更を反対していたもうひとつのチームは、フェラーリだ。彼らの走りもまずまずだった。

しかしフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)はこう語る。「ドイツGPでは、ほんとうのところは分からないよ。だってこのタイヤを使うのは1レースだけでしょ?」

「ハンガリーGPだね、ようやく方向性が見えるのは」と、アロンソは『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』誌に話している。

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