ニュルブルクリンクで行われたF1第9戦ドイツGP、マクラーレンのジェンソン・バトンは予選9番手、セルジオ・ペレスは予選13番手だった。
【結果】F1第9戦ドイツGP予選、Q1、Q2、Q3のタイム、周回数
■ジェンソン・バトン(フリー走行3回目11番手/予選9番手)
「Q2でのラップは、現時点ではこれ以上できないというくらい、いいものだった。それどころか、ずっと前までさかのぼっても、自分がやった中で最高のラップだったよ。あれ以上やれたところはまったくなかったと思う。だから、すごく満足だ」
「Q3については戦略的に難しい決断だった。オプションで走るか、プライムで走るか、それともまったく走らないか。心は出ていってタイムを出すべきだと言っている一方で、頭はたぶんやるべきじゃないと言っていたんだよ!」
「自分たちのペースを考えれば、(オプションでタイムを出して)予選で6番手も狙ってみる価値はあった。たぶん、それも可能だったと思う。でも、1周走り切らないほうを選んだ。ニコ(ヒュルケンベルグ/ザウバー)との駆け引きだったよ」
「それでも、9番手スタートも悪くない。グリッドのきれいな側だし、午後ラップタイムを出さなかったから、タイヤのコンパウンドを選ぶ権利もある。レース序盤にオプションタイヤがどうなるかは見ものだね。でも、明日に向けて可能な限り一番いい状況にできたと思うよ」
■セルジオ・ペレス(フリー走行3回目15番手/予選13番手)
「最高の日ではないね。13番手スタートは望んでいたものじゃないよ」
「ジェンソン(バトン/チームメート)は素晴らしい仕事をした。でも、今週末はずっと彼と同等のタイムを出せずに苦しんでいるんだ。特に今日はそうだった。少し間違った方向に進めてしまったんだと思う。午前中にクルマに少し問題が出て、もしかしたら、その対処をやり過ぎてしまったのかもしれない。セットアップを戻したらアンダーステアになって、タイヤを温めるのがかなり難しくなってしまった」
「今日の午後は厳しい状況だったけれど、明日はもっとうまくやれるよ。今日はクルマの力を出し切ることができなかった。決勝では、タイヤがどんなパフォーマンスを見せるか、すごく面白いことになりそうだね」