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F1第9戦ドイツGPフリー走行3回目、詳細レポート

2013年07月06日(土)19:32 pm

2013年F1第9戦ドイツGPが7月6日(土)、ニュルブルクリンク(1周/5.148km)で2日目を迎え、現地時間11時(日本時間18時)から行われたフリー走行3回目で、またしてもセバスチャン・ベッテル(レッドブル)がトップになった。

【結果】F1第9戦ドイツGPフリー走行3回目、各ドライバーのタイム、タイム差など

セッション開始時の天候は晴れ。気温22℃。路面温度は32℃。昨日より暖かいコンディション。走りにどう影響するだろうか。

ウィリアムズのピットでは、朝からクルーが大忙しだった。ガレージ内に置かれたマシンのKERS(運動エネルギー回生システム)から出火、消防隊が出動する騒ぎになったのだ。KERSが壊れたのはパストール・マルドナード車。けが人はなく、マシンも無事、修復されている。腹痛のため、昨日、ほとんど走行できなかったジュール・ビアンキ(マルシャ)は症状が回復、コックピットに収まった。

シグナルが青になると、全車がプライムのミディアムでインストラーション・ラップに出て行く。序盤から積極的にラップを重ねるのはジェンソン・バトンとセルジオ・ペレスのマクラーレン・コンビ、それにニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)だ。

開始10分の時点でトップタイムはロズベルグ。しかも1分31秒911から1分31秒574へとタイムを上げてきている。2番手タイムは僚友のルイス・ハミルトンが出した1分32秒118。昨日のフリー走行2回目でややセットアップに不満だったようだが、今日もハンドリングが定まっていない印象を受ける。

開始22分、ベッテルが1分31秒345、1分31秒294と好タイムを連発、トップへ。次いでマーク・ウェバーが1分31秒298で2番手。開始23分、チェック走行を1周したあとピットで待機していたフェラーリの2台が、ようやく本格的な走行を開始。

セッションの半分が過ぎようという時点で上位は首位ベッテル、2番手ウェバー、以下ロズベルグ、ロマン・グロージャン(ロータス)、ハミルトン、キミ・ライコネン(ロータス)、ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)、ダニエル・リカルド(トロロッソ)、バトンの順。上位3台が1分31秒台をマークしている。タイヤは全車ミディアム。

セッション残り29分、フェリペ・マッサ(フェラーリ)が1分32秒434で7番手へ。バトンは11番手に後退、ペレスは14番手。トップ10圏内のリカルドとは対照的にジャン-エリック・ベルニュ(トロロッソ)は1分33秒029で17番手に沈んだままだ。

残り15分、各車ピットに帰り、タイヤをオプションのソフトに替えて再びコースイン。ここから予選のシミュレーションが始まる。ソフトで最初にタイムを出したのはアロンソだ。残り9分の時点で出したタイムは1分30秒621、暫定トップである。

アロンソの後ろを走っていたマッサは1000分の18秒差で2番手。残り8分、ロズベルグがフェラーリの2台を上回る1分30秒193をたたきだしてトップへ。1分29秒台も見えてきた。

残り4分、ウェバーが1分30秒211で2番手。トップは依然ロズベルグ。この時点で10番手だったベッテルがソフトで最初のタイムアタック、1分29秒517を出してロズベルグにコンマ6秒以上の差をつけてトップを奪取だ。日本時間19時にチェッカーが振られる。

フリー走行3回目でトップタイムを計測したのはベッテル、2番手にロズベルグ、3番手ウェバー、4番手はアロンソ、5番手マッサ、6番手ライコネン、7番手ハミルトン、8番手グロージャン、9番手ヒュルケンベルグ、そして10番手スーティル。

ベッテルだけが1分29秒台。ロズベルグからヒュルケンベルグまで9台が1分30秒台にひしめいている。

予選は日本時間21時から始まる。

【写真】F1ドイツGP土曜日(全30枚)

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