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コバライネン、今季中にF1復帰か

2013年07月06日(土)11:20 am

フィンランドの元F1ドライバー、ミカ・サロは、同郷の後輩ヘイキ・コバライネンが“間もなくしかるべきところに落ち着く”と、今季中のF1復帰を予想している。

昨年、持参金付きのドライバーがケータハムに現れて同チームを追われたコバライネンだが、成績が伸びないオランダ人のギド・ヴァン・デル・ガルデに代わってシートに収まる話が浮上している。

先週末のF1第8戦イギリスGPで、テレビ局『Sky(スカイ)』のテッド・クラビッツ記者はケータハム・グループCEOのリアド・アスマットにこんなことを投げかけている。「(ヴァン・デル・ガルデは)ちゃんと仕事をしていないようだが?」

アスマットは次のように質問をかわした。「彼(ヴァン・デル・ガルデ)は来週、間違いなくチームに戻ってくるよ」

そのとおり、確かにまだヴァン・デル・ガルデはF1第9戦ドイツGPでケータハムをドライブしている。

現在フィンランドのテレビ局『MTV3』でF1解説を務めるサロだが、コバライネンの復帰は確かに遠くないと次のように語る。

「ヘイキとケータハムの件は、にわかに面白くなっている」

「いずれ物事はしかるべきところに落ち着くだろう。そのときはヘイキが実戦に戻ってくれればと思う」

「実はイギリスGPでそうなると考えていたんだ」とサロは打ち明ける。

ザウバーやトヨタなどでドライバーだったサロは、2013年シーズン中にコバライネンが復帰できたら、タイミング的にちょうど良いと次のように語る。

「もし(2013年中に)戻れたら、来季のヘイキは有利な立場に置かれると思う」と予想するサロ。「なぜなら今のドライバー市場に経験豊かなドライバーはあまり見当たらないからだ」

「たとえばロータスは来季、ふたつのシートに空きが出るかもしれない」とサロは締めくくった。

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