NEXT...F1開催スケジュール

グロージャン「チームメートより速く走りたい」/F1ドイツGPプレビュー

2013年07月04日(木)18:46 pm

ロータスのロマン・グロージャンが、ニュルブルクリンクで行われるF1第9戦ドイツGP(7月7日決勝)に向けて意気込みを語った。

Q:ニュルブルクリンクは好きですか?

グロージャン:さまざまな要素があってすごくいいサーキットだよ。いろんなコーナーが組み合わされていてとても面白いし、1周の間に考えなくてはならないことがたくさんあるんだ。本当に忙しいよ! 最初の区間はメカニカルグリップ頼みだし、レース開始時のターン1で、みんながコーナーに深く攻め入れば面白いことになるかもしれない。

グロージャン:それに、レースを通じて追い抜きのチャンスも多いんだ。ほかには、ヘアピンに向かっていくつか高速コーナーがある。そこも挑戦しがいのあるいい区間だね。そして、その後は気持ちのいいハイスピード区間になるんだ。うまくバランスがとれたクルマが必要になるし、僕たちはかなりうまくやれるはずだと思うよ。

Q:以前は、このサーキットではどうでしたか?

グロージャン:F1でここでレースをするのは初めてなんだ。でも、以前F3やGP2シリーズでレースをしたことがある。最後にここでレースをしたのは、2011年のGP2だね。そのときは表彰台に上ったし、優勝もしている。だから、このサーキットでの最近の思い出はすごくいいものだよ。

Q:ニュルブルクリンクの旧コースでレースをしてみたいと思いますか?

グロージャン:すごいサーキットだし、そこでレースができていたらすごかっただろうね。もし、現在のF1カーでそのコースを走ったらどういうことになるのか、想像もできないよ。手始めに、そのすべてのコーナーに関する議論のためにセットアップ会議がどれくらいの長さになるか想像できるかい!? 木曜日の朝にサーキットを歩いて回るのも、ものすごい作業になりそうだ!

Q:イギリスGPはどうでしたか?

グロージャン:最高のレースというわけにはいかなかったね。実際、かなり不満の残るものだった。フロントウイングに問題を抱えてしまい、レースの間にどんどん悪化していったんだ。そして最終的にはその重要な部分を失ってしまった。かなりの振動が発生したし、運転するのがすごく難しくなったんだ。それで、最終的には、安全面を考慮してリタイアするのが最善の策だということになった。

グロージャン:それまでもいろんなことが計画通りに進んでいなかったし、フロントウイングとの関連でタイヤのパフォーマンスにも悩まされた。セーフティカーもまったく僕たちには有利に働かなかったし、もう忘れてしまいたいレースだよ。

Q:今シーズン初めてキミ(ライコネン/チームメート)を予選で上回ったことはうれしかったですか?

グロージャン:もちろん、いつだってチームメートより速く走りたいと思っているし、彼よりも前のグリッドにつけたのはうれしかったよ。僕たちはそれぞれ違う改良パッケージを装着していたんだ。だから、それらによって同じようなスピードを示すことができたのは良かった。もちろん、もっとスピードを増したいけれど、まだもっとパーツも準備されることになっているし、まだ最新の改良パーツについて学んでいるところなんだ。だから、もっと可能性を秘めていると思うよ。

Q:これからの何レースかでは、どういうことを達成できると思いますか?

グロージャン:クルマには新しいパーツも装着されているし、いい結果を得るための速さもある。最近の何レースかはいろんな理由によって苦戦してしまったけど、堅実な週末を送ることができれば、いい結果にも結び付くだろうし、ポイントもたくさん獲得できるはずだよ。

Q:現在のタイヤの状況についてどう思いますか?

グロージャン:もし数週間後に予定されている若手ドライバーテストに参加することになると、忙しいことになるだろうね。間違いなく、シルバーストンではかなり異常な状況となったし、僕もキミも縁石に乗らないようにとの指示を受けていたんだ。いくつかのコーナーでは縁石を使うことがその状況に対して好ましくないと考えられたからね。

グロージャン:だれもタイヤに不具合が発生することを望んでいないし、すべてのチームと関係者がピレリとともにこの問題の解決に当たっていることも知っている。きっと、すぐに満足のいく解決策が示されると思うよ。

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック