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FIAとF1ボス、ピレリの希望通りのテスト実施を容認?

2013年07月02日(火)11:21 am

F1にとって最大の緊急課題は、第9戦F1ドイツGP(7月7日決勝)まで数日しかない中、どのようにシルバーストンで起きたタイヤのバースト(破裂)問題に対処すべきかということだ。

正しい方向性の第一歩は、ピレリに対し、F1がかたくなに禁じているテストを緩和することを速やかに決断することだ。

元F1ドライバーのジャッキー・スチュワートは、『Daily Mail(デイリー・メール)』に対し、「規則を広げ、ピレリタイヤに十分な耐久性があると感じられるまで、必要なだけテストを行わせることが不可欠だ」と述べている。

実際のところ、ドイツの『DPA通信』は、F1においてもっとも権威を持つ2人、すなわちF1最高責任者のバーニー・エクレストンと、F1統括団体であるFIA(国際自動車連盟)の会長を務めるジャン・トッドがシルバーストンにおいて会談を持ち、ピレリに対して3日間のテストを2回実施することができるように調整したと報じている。

さらに、エクレストンはピレリが2013年型F1カーを使ってテストすることもできると語っている。ピレリは、メルセデスAMGの今季型車を使ってテストを行っていたことで最近FIAから戒告処分を受けたばかりにもかかわらずだ。

「彼ら(ピレリ)は、好きなものを使うことができる」、と語ったエクレストンは次のように続けた。

「制限は設けない。ただのひとつもだ。だから、彼らは自分たちが望むように行うことができる」

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