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ウェバーの後任選びでレッドブル内が対立?

2013年07月01日(月)12:05 pm

F1イギリスGPのパドックでレッドブルに関するうわさが飛び交っていた。マーク・ウェバーに替わる2014年のドライバーを誰にするか、上層部で意見が分かれているのだ。

チーム代表のクリスチャン・ホーナーは2007年の世界チャンピオン、キミ・ライコネンを推しているらしいが、アドバイザーのヘルムート・マルコは、トロロッソのダニエル・リカルドかジャン-エリック・ベルニュいずれかを昇格させたがっているという。

マルコは29日(土)、ドイツのテレビ局『RTL』のインタビューに応じ、新ドライバー候補については8月の夏休み期間に細かく検討すると述べた。

「これは個人の好みの問題じゃない」と語ったマルコは次のように続けた。「チームにとって最良の選択をすることが絶対だ」

シートを譲る側のウェバーは、当然ながら母国の後輩リカルドをプッシュしている。本家レッドブルに昇格する準備は整っているというわけだ。リカルドはオーストラリア・メルボルンの新聞『The Age(エイジ)』に、次のように語っている。

「ほかの候補も新しいドライバーを決めるリングに上がっているのは間違いない。成り行きを見守るしかないね」

リカルドについてひとつ問題があるとすれば、今季、全体的には優位に立っているが、ここ数戦ベルニュに押され気味なことだ。

リカルドは「彼(ベルニュ)は調子を上げてきているよね。さすがに、ただの運だと思い込んで見過ごすことはできないよ」と語った。

レッドブルあるいはトロロッソ、所属チームはどうあれ、リカルドは2014年もF1を走るつもりだ。

「もちろんそれはそうだけど、常に全力投球の心構えでいないとダメなんだ」とリカルドは締めくくった。

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