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マクラーレン、来シーズンの開発に専念

2013年07月01日(月)12:07 pm

2013年シーズン不振が続くマクラーレンは、ついに2014年の開発に重点を向けることにしたようだ。

マクラーレンは全力で問題解決に取り組んできたが、F1第8戦イギリスGPに持ち込んだ改良パッケージでも、大幅な前進は見られなかった。

「実は、多くの勢力と努力を来年のプログラムに注いでいる。通常より非常に早い段階だが」とチーム代表のマーティン・ウィットマーシュは予選後に明かした。

ウィットマーシュは、マクラーレンの2013年型車は根本的なデザインに欠陥があるとほぼ認めるような発言をしている。

「クルマに関して相当たくさん、さまざまなアイデアを試しているが、率直に言ってそれほど進歩できそうにない」というウィットマーシュの言葉をイギリス各紙が報じた。

「来年の競争力を確実なものにしなければならない段階まできている」

しかし、マクラーレンを最も悩ませているのは、2013年の根本的な問題を解明しなければ、2014年に同じ過ちを繰り返す可能性があるという点だ。

ウィットマーシュは次のように語っている。「今後もこのクルマを理解し改良するために、できることはすべてやるつもりだ」

「努力は続けていくが、優先順位については現実的に考えるべきだと思う」

マクラーレンのスランプが続く中、チームのトップドライバーであるジェンソン・バトンの将来にも疑問が投げかけられている。レッドブルのマーク・ウェバーが今シーズン限りの引退を発表し、2014年のシートが空いたためだ。

しかし、バトンは動じていない。

「今年の状況を見て“去る時だ”なんて思うわけがないよ。そんなのは間違っている。チームからチームへと渡り歩くのは、レースしていく上で正しいやり方じゃない」とバトンは話した。

「このチームは、これから数年のうちにチャンピオンになるだろう。そのためにこのチームにいたいんだ」

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