ホンダが、フォーミュラチャレンジ・ジャパン(FCJ)休止を受けて、若手ドライバー育成の場を日本国内のF4に移行することを検討すると発表した。
ホンダはモータースポーツ界で活躍する有能な若手ドライバーの発掘・育成を目的として、「Hondaフォーミュラ・ドリーム・プロジェクト(HFDP)」を展開。HFDPは各レースカテゴリーでのステップアップを体系化した若手ドライバー育成プログラムであり、成績優秀者へのスカラシップ授与と上位カテゴリーへの参戦サポートを行っている。
しかし、このプログラムに組み込んでいる育成カテゴリーレースFCJは、2013年をもって休止。そのため今後はF4を育成の場にすることを検討していく。
HFDPは、全日本F3選手権やFCJへのサポートを通じて、多くのドライバーを輩出。現在では、SUPER GTシリーズや全日本選手権スーパーフォーミュラにおいて、中山友貴、山本尚貴、小林崇志、中嶋大祐など多くのドライバーが活躍している。