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ケーターハム「上向きな調子を維持したい」/F1イギリスGP日曜まとめ

2013年07月01日(月)10:04 am

シルバーストン・サーキットで行われたF1第8戦イギリスGP、ケータハムのシャルル・ピックは15位、ギド・ヴァン・デル・ガルデは18位だった。

【結果】F1イギリスGP決勝、優勝者のタイム、2位以下はギャップ、周回数、ピット回数

■シャルル・ピック(15位)
「かなりいいレースだったと思う。結果には満足している。レース中はほぼずっとタイヤの性能低下をコントロールできていた。でも、2度目のセーフティカーが入る少し前には、僕はボッタス(バルテリ・ボッタス/ウィリアムズ)の前にいて、最後の何周かはワクワクするようなものになるだろうと思っていたよ」

「最終的に15位で終えられたのはそんなに悪くないし、楽に直接的なライバルたちより前でゴールできた。だから、それまでに築いていた差を2度目のセーフティカー導入で失ったとはいえ、まずまずいい結果だったよ」

「僕にとってはいい週末だった。またバーレーン(第4戦)やスペイン(第5戦)のときみたいなパフォーマンスのレベルを少し取り戻し始めたからね。ピットストップはどちらもよかった。戦略に沿って行ったし、それによってフラッグが振られるまでウィリアムズのクルマと戦うチャンスもできた」

「それに、昨日行った空力作業や今日のレースから、ここに持ち込んだ改良パーツについても多くの情報を得ることができた。全体的には、これによってカナダ(第7戦)のときよりもかなりいい順位が得られた。これから僕たちはまっすぐドイツに向かい、この上向きな調子を維持したいと思う」

■ギド・ヴァン・デル・ガルデ(18位)
「正直に言って、ちょっとばかり不満が残るレースだったよ。でも、あれ以上のことはできなかった。昨日のフリー走行3回目や予選で始めた戦略に基づいてレースで走り始めていた。それはタイヤの性能低下をできる限り防ぐことが中心だったし、そうすればその後何が起きても有利になるはずだった」

「計画はうまく運んでいて、タイヤの性能低下レベルも目標通りだった。そうしたら最初のセーフティカーが導入されたんだ。そのとき僕たちはすでにピットインを済ませていたから、事実上、まだピットストップを行っていなかったドライバーたちに比べてタイムを失うことになってしまった」

「そのときの位置からは、もうあまりできることはなかったから、そのプランを継続したんだ。そして最終スティントではうまく進んでいた。そうしたら、またピットインしたすぐ後に2度目のセーフティカーが入ってしまったんだ。それでまたスタートのときと同じ位置まで戻ってしまったよ」

「もうあと何周かしか残っていなかったし、僕は新品のミディアムをはいていたから、チェッカーフラッグに向けて攻め続けることができた。チルトン(マックス・チルトン/マルシャ)とはフィニッシュラインをほぼ同時に横切るまでいい戦いをすることができたよ。あと2周となったところで彼を追い抜いたんだ。でもコース上に余裕がなくて、またポジションを明け渡すしかなかった。あれは本当に残念だった。でも、僕たちはクリーンな戦いをしていたし、もしセーフティカーの導入がなければ、彼よりも前にいられたはずだと思っている」

「僕たちは今週末を迎えるにあたって、這(は)いつくばるような戦いをすることになるのはわかっていた。でも、僕たちは小さな進歩を遂げることができたと思う。僕たちの直接的なライバルたちに対して、望んだようなところまで近づけたしね。次のドイツGP(7月7日決勝)は、レースするのが好きなサーキットだし、シルバーストンのすぐ後だから、前進し続けることができる。今シーズンは、学び続け、戦い続け、そして決してあきらめないこと。それがすべてだよ」

【順位表】F1イギリスGP終了後ランキング
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