ケータハム「かなりいいバランスに仕上げられた」／F1イギリスGP金曜まとめ
シルバーストン・サーキットで行われたF1第8戦イギリスGP、ケータハムのシャルル・ピックは初日20番手、ギド・ヴァン・デル・ガルデは初日19番手だった。
【結果】F1第8戦イギリスGPフリー走行2回目、各ドライバーのタイム、タイム差など
■シャルル・ピック（フリー走行1回目20番手／フリー走行2回目20番手）
「1回目のフリー走行が天気の影響を受けるのは予報で分かったいたけれど、おかげで完全に意味のないセッションになってしまったね。最初の確認走行は大丈夫だった。そのあと、残り10分くらいでコース上にかなり何台も出て行くまで待った。でも最終コーナーでコースアウトしてしまったんだ。みんなガレージに残っていたから、ほかのクルマと比べて時間をたくさんロスしたわけじゃない。クルマを戻してみたら、すべて大丈夫だと分かった。だから2回目のフリー走行に向けた準備にも影響なかったよ」
「フリー走行2回目はドライだったけれど、見た目より温度が低かった。土曜と日曜もそうなるだろうね。でも周回数も重ねられたから、今夜は仕事がたくさんあるよ。満足できるバランスを見つけられて、ピットアウトしたときからグリップレベルも良かった。低速での加速に取り組む必要があるね。少しその部分が足りないんだ。でも、タイヤの性能劣化はなんとかなるレベルみたいだ。プライムは特にね。だから全体としては、ここでもまあまあいけると思うよ」
■ギド・ヴァン・デル・ガルデ（フリー走行1回目8番手／フリー走行2回目19番手）
「午前中のフリー走行は雨に影響されて残念だった。スタンドいっぱいのファンにとっても、フリー走行1回目に計画があった僕たちにとってもね。空力の評価をいくつかやりたかったんだ。特にフロアの改良を2、3持ち込んでいるからね。でも、あれだけ路面がウエットで、雨も止む気配がなかったから、午前中は安全を取ったんだ」
「午後はずっとましな天気になって、かなりいいフリー走行にできたよ。1回目のフリー走行で失った時間を少しでも取り戻そうと努力しなければならなかった。空力テストを全部やることはできなかったけれど、セッションを通して十分進歩することができたよ」
「GP2のクルマが路面を乾かすのを少し手伝ってくれたおかげで、最初の走行から攻めることができた。どちらのコンパウンドについても、かなりいいバランスに仕上げられたよ。ミディアムは、特に低速コーナーで少しオーバーステアになりすぎたけれど、高速コーナーはそれがなくて、クルマのバランスが取れているのが感じられた。その点は良かったけれど、今夜さらに取り組まないとね」
