株式会社日本レースプロモーション(JRP)が28日(金)、若手ドライバー発掘と育成のシリーズになっていたフォーミュラチャレンジ・ジャパン(以下FCJ)の運営、プロモートを2013年限りで休止することを発表した。
FCJは、トヨタ、日産、ホンダが支援協力し、「世界で活躍する有能な若手ドライバーの発掘と育成」、「日本のモータースポーツの裾野(すその)を広げ、将来を支える人材の育成」を目的にして、2006年にスタートした。これまでに参加したドライバーは115名。多くのドライバーが各メーカーのスカラシップを得て、上級カテゴリーにステップアップを果たし、成果を残してきた。
JRPは休止の理由について、次のように説明している。
「FCJ所期の目標は達成しましたが、一方でモータースポーツを取り巻く環境は大きく変化し、メーカー各社の若手ドライバー育成プログラムも見直されることとなり、FCJの今後について関係各社とも協議を重ねてまいりました」
「その結果、FCJは今シーズンをもって休止との結論に達し、弊社といたしましては2014年から新たな若手人材育成プログラムに移行するというメーカー各社の活動方針を尊重し、上記決定に至りました事をお知らせいたします。これまでのご支援、ご協力いただきました事を厚くお礼申し上げます」