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2014年F1、マシン重量が増す?

2013年06月28日(金)12:02 pm

2014年シーズンのF1マシンが重量化するようだと、ドイツ紙『Bild(ビルト)』が報じた。同紙のフランク・シュナイダー記者は、来季から導入されるV6ターボエンジンとそれにともなうエネルギー回生システム(ERS)およびバッテリーにより、2014年のマシンが50キログラムは重くなるだろうと指摘している。

これについて、セバスチャン・ベッテル(レッドブル)は、「間違いなく大きな変化になるだろうし、走り方もかなり変わると思う」とコメントしている。

しかし、これは「50キログラム」という単純な計算だけでは片付けられないかもしれない。

現行のV8エンジンの重さは95キログラムであるのに対し、来季のV6ターボエンジンは重量のあるエネルギー回生システムのバッテリーを除いた状態で約145キログラムにもなるといわれている。

一方で、燃料タンクは大幅に小型化される見込みだ。なぜならば、現在のクルマが燃料を最大150キログラムまで搭載してレースをスタートするのに対し、来季からは規則により各レースにつき100キログラムまでしか燃料を使用できなくなるからだ。

F1の統括団体FIA(国際自動車連盟)のチャーリー・ホワイティングも「これは大きな変化だ」と述べている。

2014年からクルマの最低重量も640キログラムから660キログラムへ変更されることが決まっている。

2014年F1ルール(レギュレーション)

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