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ホンダの復帰を歓迎するF1界

2013年06月27日(木)16:19 pm

2014年にF1へ復帰するホンダをF1界が歓迎している。

ホンダは、かつて黄金時代を築いたマクラーレンとタッグを組み、2014年からエンジンなどのパワーユニットを同チームへ供給。2008年シーズン終了後に撤退を発表して以来のF1復帰になる。

ホンダの第3期F1参戦で長年ドライバーを務め、現在はマクラーレンに所属しているジェンソン・バトンもホンダのF1復帰を歓迎。ブラジルの『Totalrace(トータルレース)』へ次のように語った。

「チームにとっても、マクラーレンの将来にとっても良いことだと思う。でも、F1にとっても良いことだね」

「F1が4番目のエンジンメーカーを迎えることになるんだ。さらなる自動車メーカーの参入を促す呼び水になると思うよ」

現在フェラーリに所属しているフェルナンド・アロンソは、F1がより高度な競争の場になるとしてホンダのF1復帰を喜んでいる。

「自動車メーカーがF1に参戦するのは、とても前向きなことだし、歓迎だよ」

「予算の少ない小規模なチームが、期待された成績を残せないのを見てきた。F1はほかのカテゴリーよりも要求が高いからね」

「ホンダのF1復帰は最高なニュースだよ」

新生マクラーレン・ホンダにとってライバルになるであろうレッドブルのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、ホンダのF1復帰はF1にとって良い兆候だと語った。

「ホンダが戻ってきてくれて最高だ。自動車メーカーにとって、F1が非常に重要であることを示すものだからね」

「インフィニティがレッドブルと提携して恩恵を受けているのを見てきた。ホンダのF1復帰を私も非常に喜んでいる」

F1で4度王者になり、現在はホンダにとってライバルメーカーであるルノーのアンバサダーになっているアラン・プロストもホンダのF1復帰を歓迎している。

「ホンダにとって良いことだが、F1のイメージにとっても良いものだ」

「来年から非常に複雑な新技術が導入される。そのために自動車メーカーが再びF1に参戦したがっている。F1全体のイメージにとっていいことだ」

また、ホンダが2008年にF1撤退を決めた際のドライバーだったルーベンス・バリチェロは、こうコメントした。

「ホンダが僕たちのチームから去ると知ったとき、とても悲しい空気になっていた」

「F1をやっていないホンダ。ホンダのいないF1。それは同じじゃない」

「彼らが復帰してくれて、とてもうれしいよ」

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