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ケータハム、チームにとって今シーズン2度目の母国グランプリ/F1イギリスGPプレビューまとめ

2013年06月27日(木)10:16 am

ケータハムのシャルル・ピックとギド・ヴァン・デル・ガルデが、シルバーストン・サーキットで開催されるF1イギリスGP(6月30日決勝)に向けて意気込みを語った。

シャルル・ピック
「次戦はチームにとって今シーズン2度目の母国グランプリ。そして僕にとっては2度目となるシルバーストンでのF1レースになる。フォーミュラ・ルノー3.5時代の2008年と2009年にシルバーストンで2度優勝している。レイアウトが変更されたとはいえ、僕が熟知しているサーキットであることに変わりはない。シルバーストンを走るのは本当に楽しいよ」

「イギリスGPは、カナダやドイツのようにファンにとても人気のあるレースなんだ。クルマの走行がない木曜日ですら大勢のファンが集まっているのを目にすると、特別な気持ちになるよ。イギリスのファンは純粋にF1を愛しているんだ。それにサーキットのすぐ近くに多くのチームスタッフが住んでいるから、ここで良い結果を出すことが彼らにとってどれほど大きな意味を持つか、僕は理解しているよ」

「チームにとって、バーレーン(第4戦バーレーンGP)とスペイン(第5戦スペインGP)で見せた進歩を再び取り戻すことがカギになる。モナコ(第6戦F1モナコGP)では、リタイアに追い込まれるまでいい走りができていたけど、カナダ(第7戦F1カナダGP)はよい週末ではなかった。モントリオールの状態から盛り返そうとみんな必死に取り組んできているのさ」

「シルバーストンも高速サーキットだし、肌寒いことが多い。でも、グランプリが始まるまで、本拠地のリーフィールドでシミュレーターを使ったりエンジニアと話し合ったりしながら、クルマのセットアップや各セッションの計画など着々と準備を進めてきた。バルセロナのときのように、パフォーマンスの改善に自信があるよ」

ギド・ヴァン・デル・ガルデ
「次戦のシルバーストンは僕たちにとって、慌ただしい週末になるだろうね。ほかの数チームと同様、イギリスGPは僕たちの母国グランプリだからみんなが楽しみにしているレースなのさ。僕はとてもラッキーだよ。マレーシア(第2戦/3月24日実施)とシルバーストンがチームのホームレースなら、オランダ人のファンが大勢見に来てくれるスパ(第11戦F1ベルギーGP/8月25日決勝)は僕自身の母国レースのようなもの。つまり、僕にはシーズン中3回も熱狂的なサポーターたちの前でレースできるチャンスがあるってわけなんだ!」

「シルバーストンのサーキット自体は熟知している。もう長いことレースで走ってきたからね。フォーミュラ・ルノー3.5で2008年シーズンのタイトルを獲得したけど、GP2ではここ数年あまり幸運に恵まれていない。だからそれを覆し、スペイン(第5戦F1スペインGP)で目にした進歩を取り戻すのが目標さ。シルバーストン近郊のリーフィールドにあるシミュレーターで多くの時間を費やしてきた。数年前にF1用のコースレイアウトが変わったけど、変更点付近もかなり走り込んだからまったく心配ないよ。ほかのサーキットと同じように、タイヤの挙動をチェックするのが興味深いだろうね。路面は週末を通じて改善されていくから、できる限りタイヤマネジメントに気を配るつもりさ。そうすれば、日曜日の決勝では作戦の幅が広がるからね」

「コックピットの外でもかなり慌ただしい週末になると思う。週末を通じてチームスポンサーたちとのイベントが目白押しだし、土曜日は予選後にシャルル(ピック/チームメート)とシリル(アビテブール/チーム代表)と共にリーフィールドのファクトリーへ戻ってスタッフやその家族らとの交流がある。レース会場がファクトリーのすぐ近くだし、シーズン中にシャルルと僕がふたりともイギリスに滞在しているのはそうそうあることじゃない。だから、ファクトリーで一生懸命に作業をしてくれているスタッフに直接会ってお礼を言えるのは素晴らしい機会だよ。結果がどうであれ、いい週末になるよ!」

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