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ピレリ、F1タイヤ選択への批判に反論

2013年06月26日(水)17:23 pm

ピレリが、今後数戦のタイヤ選択は保守的すぎるとの批判に反論した。

ピレリのモータースポーツ責任者であるポール・ヘンベリーは、こう答えている。「忘れてもらっては困るが、マシンはシーズン序盤にわれわれが予想したより速くなっている。加えて、われわれのコンパウンドは2012年よりさらに過激なのだ」

保守的な傾向は、性能低下の激しい2013年タイヤを時に辛らつに批判するレッドブルやメルセデスAMGの圧力に屈したからではないという。

それでは、より控えめなタイヤ選択はそのようなチームにとってプラスになるのだろうか。ヘンベリーの答えは「ノー」だ。

「どちらにしろ彼らのマシンはタイヤに厳しいよ。タイヤが熱を持ったときにロータスがより優れているのはほんとうだ。その一方で、今週末は曇りときどき雨で肌寒い、典型的なシルバーストンの天気になるとよんでいる」

「われわれの目標は、2回もしくは3回のピットストップだ。それで今回のタイヤ選択に至ったわけだよ」

しかし、シーズン途中にコンパウンドの仕様を変更することに拒否反応を示しているロータスのようなチームがいる状況では、シルバーストンでドライバーひとりあたり4回の繁雑なピットストップは考えられるとヘンベリーはいう。

「去年は2ストップだったね。よりコンパウンドが軟らかい今年、3回ストップは確実だ。もしかしたら4回もね」

さらにヘンベリーは、ベルトをスチールからケブラー製に変更した新仕様の投入計画は中止したことを公にした。

「あっと驚くようなことが無い限り(二度と人前には出さない)」

「その代わり、トレッドを貼り付ける糊(のり)を新しくしたんだ。これでトレッドがはがれてしまう問題は解決するはずだよ」

「あと、耐久性がより優れたハードコンパウンドのプロトタイプをシルバーストンに持ち込むことにしている」

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