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【ル・マン24時間】アウディ「R18 eトロン・クワトロは抜きんでていた」

2013年06月24日(月)0:48 am

序盤にトヨタ勢がアウディ勢を上回るペースで走り、その後もトヨタ勢がアウディ勢よりもピット回数を少なくする戦略で走ったことにより、戦略の異なるトヨタ勢とアウディ勢の優勝争いが期待された今年のル・マン24時間。しかし、幕を閉じて見れば、アウディ2号車がトヨタ8号車に1周差をつけて優勝し、アウディに12度目の総合優勝をもたらした。

危なげない走りでレース中盤からトップの座を守り抜いたアウディ2号車。アウディAGのルパート・シュタートラー会長は、チームへ次のような称賛の言葉を贈った。

「ル・マンでアウディにとって12度目となったこの勝利は、エンジニアの革新的な精神と、チームの全員が全力をささげたこと、そしてドライバーの強靱(きょうじん)な精神力と技術によるものだ。アウディを代表し、チームの全員を祝福する」

「今回もアウディへ大きな成功をもたらしてくれた。我々のハイブリッド・システムが再び勝利し、ユーザーが将来に恩恵を受ける新技術もテストすることができた」

アウディによると、革新的なラジエターや、夜間のコーナーを最適に照らすヘッドライトシステムなどが試されていたという。

また、アウディ・モータースポーツの責任者ヴォルフガング・ウルリッヒは、「今年は、レギュレーションの面からも、我々にとってとても難しい戦いになると分かっていた。予想通り、トヨタは非常に強力なライバルだったが、アウディR18 eトロン・クワトロは抜きんでていた。この成功を収めるため、何ヶ月も働いてくれたチームの全員に感謝する」と語った。

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