マルシャ、チームとチルトンの母国レース／F1イギリスGPプレビューまとめ
マルシャのジュール・ビアンキとマックス・チルトンが、シルバーストン・サーキットで行われるF1第8戦イギリスGP（30日決勝）に向けた意気込みを語った。
ジュール・ビアンキ
「シルバーストンでのチームのホームレースが本当に楽しみだよ。モナコ（第6戦）では、F1でレースをするという夢を達成すること、母国のファンの前でレースをすること、これらを達成することができた。マックス（チルトン／チームメイト）にとっても良い週末になるだろうね」
「今週末はチーム全体にとっても重要となることは間違いないし、僕自身も、良い結果を出してチームに貢献すること、そしてライバルたちとバトルすること、これらの目標を達成できることを願っている。普段はレースに参加できないチームのメンバーもたくさん来るし、本拠地のすぐ近くでレースを観戦できるというのは、彼らにとって本当に重要で良い機会だと思う」
「トラックについては、以前ほかのフォーミュラで走ったこともあるし、大好きだよ。高速で、挑戦しがいがあって、テクニカル。僕にとってはF1カレンダーの中でも最高のサーキットと言える。きちんと準備はしているし、金曜のフリー走行が待ちきれないよ」
マックス・チルトン
「イギリスGPは本当に特別だし、多くの理由から、このレースを母国グランプリと呼ぶことができるのは、この上なく素晴らしいことだよ。今回のレースが、僕のデビューシーズンのハイライトとなることは間違いないね」
「チームにとってもホームレースだし、バンブリーにある僕たちの本拠地からも18マイルとかなり近い。自分たちの庭とも言える雰囲気の中、ファンやチーム、そしてパートナーからの応援を受けながらレースをすることができるだろう。僕たちが現在精いっぱい取り組んでいる、良い結果を出すということを別にしても、これ以上に望ましいことはないね」
「以前シルバーストンでレースをしたことがあるけど、無数のユニオン・ジャックが翻り、グランドスタンドから大声援が轟（とどろ）く様子は、圧巻の一言だよ。今シーズンは4人のイギリス人ドライバーが参戦しているから、今まで以上にすごいことになるだろうね」
「サーキットに関して言うと、あらゆる要素が詰まった真のドライバーズサーキットだ。高速コーナーを走行中は本当に興奮する。特に、コプス、ベケッツ、ストウは最高だね。以前の改良に加え、今回もいくつか改善を施したマシンでレースに臨むつもりだから、今週末も良い結果になるんじゃないかと考えているよ。レース以外の活動も忙しくなるだろうけど、メディア活動や記者会見などもたくさんあって非常に面白い。すべてが待ちきれないよ」
