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【ル・マン24時間】アウディが通算12度目の総合優勝。トヨタは惜しくも2位

2013年06月23日(日)22:19 pm

ル・マン24時間が長い戦いを終え、ついにゴール。アウディ2号車R18 eトロン・クワトロのトム・クリステンセン/ロイック・デュバル/アラン・マクニッシュ組が優勝した。アウディとしては通算12度目の総合優勝。クリステンセンは個人の総合優勝記録を9回に伸ばした。

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予選でトップ3を独占したアウディ勢だが、レース序盤にトヨタ勢が2番手、3番手に浮上すると、アウディ1号車はトラブルのため後退。アウディ3号車もパーツ交換のためトヨタ勢に遅れた。

その後、アウディ勢が速いペースを維持しながら走る一方で、トヨタ勢は燃費をよくしてピットストップ回数を減らす戦略に。アウディ2号車を最後まで追い続けたトヨタ8号車TS030ハイブリッドのアンソニー・デビッドソン/セバスチャン・ブエミ/ステファン・サラザン組は、2号車よりも4回少ないピットストップでレースを走りきったものの、1周の差を埋めることができず、2位でレースを終えた。

中嶋一貴/アレックス・ブルツ/ニコラス・ラピエール組のトヨタ7号車TS030ハイブリッドは、マルク・ジェネ/ルーカス・ディ・グラッシ/オリバー・ジャービス組のアウディ3号車R18 eトロン・クワトロと3位争いを繰り広げていたが、残り約1時間15分になったところで7号車のラピエールがクラッシュ。これにより、3位争いはアウディ3号車が制すこととなった。

LMP2クラスの優勝はOAKレーシング35号車のベルトラン・バゲット/リカルド・ゴンザレス/マーティン・プロウマン組。中野信治が所属するデルタADRの25号車は、中野のチームメートによるクラッシュのためリタイア。井原慶子が所属するガルフレーシング28号車はトラブルのためリタイアとなった。

GTEプロのクラス優勝は、ポルシェAGチーム・マンタイの92号車。昨年までザウバーでF1を戦い、今年はAFコルセのフェラーリ458イタリアでWEC(世界耐久選手権)に参戦している小林可夢偉のAFコルセ71号車は、クラス5位になった。

GTEアマクラスは、IMSAパフォーマンス・マトムートの76号車が優勝。GTクラスでは、プロ・アマともにポルシェ911が優勝し、911の50周年に華を添える結果となった。

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