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F1イギリスGPチケット販売低迷の理由は?

2013年06月21日(金)9:45 am

ジェンソン・バトン(マクラーレン)は、経済と今年の「お先にどうぞ」スタイルがF1イギリスGP(6月30日決勝)のチケット販売に影を落としたと考えているようだ。

F1ジャーナリストのクリスチャン・シルトは『Independent(インディペンデント)』紙で、イギリスGPのチケット販売が例年よりも低迷しているのは、ファンがチケット価格の値上げを受け入れていないためだと報じた。

サーキットのスポークスマンは、チケット販売が「かんばしくない」ことを認めている。

原因の1つとして考えられることは母国グランプリとなるバトンとルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)に優勝の見込みがないこと。また、観戦に訪れたファンが昨年の悪天候による混乱で予選では席を立っていたことなどが挙げられている。

また、バトンは経済も確実に1つの要因だと語った。

『Guardian(ガーディアン)』紙には、バトンの次のようなコメントが掲載された。「チケットの完売はおそらく難しいだろうね。観戦に来られる人はどれだけいるんだろうか」

「みんながF1から離れているわけじゃないと思う。どのスポーツを見ても去年ほど売り上げが好調じゃない。世界の現状を示しているんだと思う」

しかし、今年のF1に関して言えば、ドライバーはパフォーマンス低下の激しいピレリのタイヤをいたわりながら決勝を走らなければならず、見応えに欠けるという要素も指摘されている。

バトンは「レースはいつもアクション満載というわけじゃない」と語り、次のように主張した。

「僕はタイヤに気を付けているから、“お先にどうぞ”というシーンが多くみられるね。でも、いいレースだってあるんだ」

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