2013年シーズンはまだ折り返し地点にも至っていないが、ドライバー市場はすでに来シーズンに向けてあるドライバーの決定を待っている、とフィンランドの『MTV3』のコメンテーターであるオスカリ・サーリが伝えている。
そのドライバーとは、レッドブル移籍のうわさがあるキミ・ライコネン(ロータス)だ。「レッドブルのヘルムート・マルコ(モータースポーツアドバイザー)は、8月の夏休みの間に(2014年シーズンの)ドライバーを決めるとカナダで話していた」とサーリは明かした。
2007年にF1ワールドチャンピオンになり、2010年から2年間ラリーに参戦して2012年シーズンにロータスからF1復帰したライコネンが、マーク・ウェバー(レッドブル)に代わってレッドブルに加入するといううわさは消えることがない。
ライコネンのほかに、レッドブルの姉妹チームであるトロロッソのダニエル・リカルドとジャン-エリック・ベルニュにもレッドブル移籍のうわさがあるが、ライコネンの方が実力は上だとサーリは考えている。
「リカルドとベルニュはいいやつらだが、実力は十分ではない」
「キミがレッドブルに移る可能性はかなり高いと思う。論理的にも正しい移籍だ」
また、ライコネンがレッドブルに移籍した場合に空席となるロータスのシートには、母国ベネズエラのPDVSAの支援があるパストール・マルドナード(ウィリアムズ)が候補にあがっているともサーリは伝えている。