F1インドGPの主催者は19日(水)、来シーズン以降同グランプリがF1カレンダーから消えるのではないかとのうわさに反論した。
今週早々、来シーズンはインドGPと韓国GPが開催されない可能性があるとの報道が流れた。そして、インドGPについては、主催者のジェイピー・グループが「破産寸前」となっており、来シーズン以降に向けた資金調達を保証していないことがその理由だとされていた。
だが、ジェイピーのスポークスマンであるアスカリ・ザイディはこれに対し、19日(水)に次のように語った。
「いくつかの国際的な通信社が(ジェイピーは)2014年のインドGPを主催しないといううわさをひろめようとしている」
「これはまったく事実無根であり、悪意のあるものだ」
インドGP消滅のもうひとつの理由として、観客不足を上げている報道もある。『Indo-Asian News Service(インド・アジアン・ニュース・サービス)』が19日(水)に伝えたところによれば、初開催となった2011年には95,000人の観客を動員したものの、昨年はその数が65,000人にまで減少したとしている。
しかし、ザイディは次のように主張した。
「われわれはフォーミュラ・ワン・マネジメントとの間で、ブッダ・インターナショナル・サーキットで2015年までF1レースを開催するとの契約をしている。そしてわれわれはそれを果たすことを確約する」