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ベッテル、2016年以降の動向は

2013年06月18日(火)12:19 pm

セバスチャン・ベッテルと2015年までの契約を交わしたばかりのレッドブルだが、チーム側の希望はそれ以降も現F1世界チャンピオンをチームにつなぎ止めておくことだ。ベッテル本人もさらに長期間とどまる可能性を完全には否定していない。

先週、現行契約の1年延長がレッドブルから発表されると、フェラーリもしくはメルセデスAMGへの移籍を予想していたパドックのF1関係者からは驚きの声が上がった。

チーム代表のクリスチャン・ホーナーは、『PA Sport(PAスポーツ)』に次のように話す。「今回の契約延長は彼のレッドブルへの忠誠の証しさ。2015年はかなり先の話だが、できればそれ以降もこの関係が続いてくれればいいね」

レッドブルで3年連続F1世界タイトルを手にしたベッテル。2013年は4年連続の王座保持に挑戦中である。契約延長を知らせる先週のニュースも当然といわんばかりに、ベッテルは『Blick(ブリック)』にこう語っている。

「別に変化を求める理由はないよ」

しかし、確かにベッテルは2015年までの契約にサインしたが、それとは別に未署名の「長期契約」が存在したとの説もある。期間は少なくとも3年だったということだ。

なぜベッテルは見送ったのだろうか? 「2015年でさえ遠い未来なのに、2016年なんてどうなるか分からないよ」

「5年どころか3年だって先が見えない。もしかしたら、やる気を失ってレースをやめちゃうかもしれないだろ?」

すると、両者を隔てる可能性はベッテルの引退だけなのだろうか?

「そんなの分からないよ!」とベッテルは答える。

「もしかしたら他チームに移るかもしれないし、F1以外のことにチャレンジするかもしれない。可能性はほぼ無限だよ。でも幸い、今はそれを決める必要がないんだ」

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