ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)は、チームメートであるニコ・ロズベルグのシーズン序盤のペースに驚いていた、とチームのエグゼクティブディレクターを務めるトト・ヴォルフが明かしている。
しかし、この発言は早々にハミルトン本人から否定されてしまった。
ロズベルグがF1モナコGPで3戦連続ポールポジションと勝利を決めたことに、チーム在籍年数を重ねたロズベルグが「これまでよりも、もっと強くなると思っていた」とハミルトンは語っている。
それでもなお、ヴォルフは「ハミルトンはおそらくニコのペースに驚いたはずだ」と語る。
「これまで(2010年から2012年)、ミハエル・シューマッハとニコのペースが比較され、色々な意見があった」
「今や、ロズベルグは自分の速さを証明している。そして、ルイスはその事に驚いたはずだが、それが問題になると私は思っていないよ」
なぜならハミルトンもまた、強いドライバーだからだとヴォルフは話している。
「カナダGPではブレーキングのミスさえなければハミルトンがポールをとっていた。いいレースをしてくれるはずだと思っている。疑いもなくね」
「ハミルトンが問題を抱えていたり、困難に直面しているとは思わない。まだシーズンは始まったばかりだ」
「ハミルトンはチームに加わったばかりだが、ニコは何年もチームにいるんだよ」