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マクラーレン、ハミルトン不在が今季不振の原因ではない

2013年06月15日(土)8:29 am

マクラーレンのチーム代表を務めるマーティン・ウィットマーシュは、2013年シーズンの同チームの不振がルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)を失ったこととは無関係であるとの考えを強調した。

実力を高く評価されているハミルトンの後任に、経験が浅く、そのドライビングが何かと騒動の種になりやすいセルジオ・ペレスを選んだことが、今季マクラーレンが抱える問題の原因かと英紙『Sun(サン)』に問われたウィットマーシュは、「そうは思わない」と述べた。

「ルイスは素晴らしいドライバーで、チームの良き財産であったが、もう彼はいない。だが、今季のドライバーは、ふたりともよくやってくれている」

一方のハミルトンは、3戦連続でポールポジションを獲得し、F1モナコGP(5月12日実施)において今季初優勝を飾ったチームメートのニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)にやや圧倒されていたように見えた。しかし、先週末のF1カナダGP(9日決勝)では5位に終わったロズベルグに対し、ハミルトンは見事3位表彰台を獲得しており、復調の兆しが見えてきた。

ハミルトンは、『The Independent(インディペンデント)』紙に「絶対にチーム全員からの信頼を取り戻す」と決意を語っている。

しかし、メルセデスAMGは、ハミルトンに対する信頼を無くしたことはないと主張する。

「彼に対する信頼が欠けているという感覚は、私の中にはない」とメルセデスのモータースポーツディレクターを務めるトト・ヴォルフは述べた。

「これからルイスの素晴らしいレースを目にすることになると思う。間違いなくね」とヴォルフは語り、ハミルトンへ期待を寄せた。

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