世界的なブランドコンサルティング会社であるインターブランド社が12日(水)に発表した「ベスト・グローバル・グリーンブランド2013」において、ニッサンブランドが5位にランキングされた。
「ベスト・グローバル・グリーンブランド」は、「環境パフォーマンス」と「環境パーセプション」に基づいてランキングが決定されるもので、日産が販売する「リーフ」が史上最も販売された電気自動車となりブランド認知に大きく貢献したことや、2017年以降車体を15%軽量化する目標を掲げていること、ダイムラーおよびフォードと燃料電池システム共同開発を進め2017年に量産型FCEVを発売する計画を有することなどが今回の評価点に繋がった。
ニッサンブランドは、こうした環境対策への姿勢が評価されたことにより、昨年の21位から大幅に順位をアップ。同ランキングに入った50ブランド中、最も大きく順位を伸ばし、わずか2年でトップ10入りを果たしている。
日産では、同ランキング上位5ブランドに選出されたことは「環境への取り組みと革新的な商品を消費者に積極的に発信しながら、環境への負荷を低減していくという日産の目標達成に向け、さらなる前進となる」としている。