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マルドナード「ウィリアムズでタイトルを」

2013年06月10日(月)11:31 am

パストール・マルドナード(ウィリアムズ)は、低迷中のウィリアムズを離れるかもしれないとのうわさを否定した。

マルドナードが2012年のF1スペインGPでF1初勝利を挙げてから1年以上が経つ。当時はイギリスの名門チーム、ウィリアムズが長きに渡るスランプからようやく脱出したかのように思われた。

雨の中行われたF1カナダGP(6月9日決勝)の予選で、チームメートのバルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)が、見事3番グリッドを獲得したとはいえ、ウィリアムズは今季、再び低迷期に後戻りしてしまったようだ。

「正直言って、ドライコンディションだと僕たちのクルマはQ3に届かないと思う」とボッタスも認める。

ウィリアムズのあまりの苦戦ぶりは、マルドナードがロータスと2014年シーズンについて話し合っているかもしれないとの憶測まで呼んでいる。キミ・ライコネン(ロータス)が来季、レッドブルへ移籍する可能性が高いため、ロータスは後任ドライバーを探しているとされる。マルドナードの加入によりPDVSA(ベネズエラ国営石油会社)といった大口スポンサーも獲得できるとなれば、ロータスは間違いなく歓迎ムードであろう。

マルドナードは、モントリオールでスペインの『Marca(マルカ)』紙に次のように話した。

「100パーセント、(ウィリアムズの)このクルマに集中している」

「不調のシーズンを送っているが、これはどのチームにだって起こり得ることだ。F1に多くを求める若手ドライバーにとって、これ以上ないと思うチームにいると自負している」とマルドナードは語った。

「ウィリアムズは小規模のチームではない。とても歴史のあるチームだ。タイトルを目指して、僕はこのチームと共に戦いたい」

「それを実現するためのすべてがここにある。だから、僕はほかのチームへ行く前に、ここで勝ちたいんだ」と力強く語った。

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