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アロンソ「経験と知性を持ち合わせた相手とのバトルは安全」/フェラーリF1カナダGP日曜まとめ

2013年06月10日(月)10:29 am

ジル・ビルヌーブ・サーキットで行われたF1第7戦カナダGP、フェラーリのフェルナンド・アロンソは2位、フェリペ・マッサは8位だった。

【結果】F1第7戦カナダGP決勝、各ドライバーのタイム、タイム差、ピット回数など

■フェルナンド・アロンソ(2位)
「ものすごく困難な週末を2位で終われたのは優勝したような気分だよ。僕たちには競争力もあったし、上位のドライバーたちとも戦いを繰り広げることができた。彼らとの戦いは危険だなんて思わないよ。時速320キロメートルでホイール・トゥー・ホイールの争いをしながらも、彼らは安全のために余裕を残しておくだけの経験も知性も持ち合わせているからね」

「2台のメルセデスAMGを追い抜くときの動きはほぼ理想的な形がとれた。ハミルトン(ルイス・ハミルトン/メルセデスAMG)を追い抜くとき、僕たちは同じペースで走っていたからかなり厳しかったけれどね。ロズベルグ(ニコ・ロズベルグ/メルセデスAMG)のときは、何周かすれば行けると分かっていたよ。彼はスーパーソフトを履いていたけれど、僕はミディアムタイヤを履いていて有利だったからね」

「ポイントに関しては、すごくいい結果だった。これで僕の上にいるのはベッテル(セバスチャン・ベッテル/レッドブル)だけだ。ベッテルはここでは別格の強さだったし、勝利にふさわしかったよ。彼がリードを広げたわけだけど、まだタイトル争いの先は長いし、追いつく時間はたっぷりある」

「もし、もっと上位からスタートできていたらさらにいい結果が残せていたかどうかは分からない。ウエットだったとはいえ、予選が僕たちの弱点だし、その部分は絶対に改善しなくてはならない。僕たちはそのためにファクトリーでもサーキットでも懸命に頑張っているよ」

■フェリペ・マッサ(8位)

「今日のレースにはすごく満足している。最初から最後まですごい戦いだった」

「昨日は(予選で)コースオフしてしまい、16番手からのスタートになって、簡単なレースにはならないことは分かっていた。でも、いいクルマがあることも分かっていたし、攻めの走りに徹(てっ)して何度もいい追い抜きをすることができた。ただ、グレイニングの問題があったため、フォース・インディアのエイドリアン・スーティルの後ろでかなり時間を費やしてしまった。だから、ミディアムタイヤを2セット使う作戦にしていたら、少なくともあと1つか2つ順位を上げられていたと思う」

「今日の結果には満足はできないものの、前向きな1日ではあったよ。僕たちには速さがあって、戦うことができたからね。次のレース(イギリスGP/30日決勝)には自信を持って向かえるよ。シルバーストンは上海やバルセロナととてもよく似ているし、そこでは僕たちのクルマはすごく調子がよかったからね」

【写真】F1カナダGP日曜日(全30枚)
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