ジル・ビルヌーブ・サーキットで行われたF1第7戦カナダGP、メルセデスAMGのルイス・ハミルトンは3位、のニコ・ロズベルグは5位だった。
【結果】F1第7戦カナダGP決勝、各ドライバーのタイム、タイム差、ピット回数など
■ルイス・ハミルトン(3位)
「今日はクルマもすごくいい感じだったし、低速コーナーでのグリップもあった。でもセブ(セバスチャン・ベッテル/レッドブルの愛称)とフェルナンド(アロンソ/フェラーリ)ほどの速さはなかった。今日は自分の最大限の力でドライブしたし、クルマの能力も間違いなくそのすべてを引き出せたよ」
「もちろん、2位のポジションをキープできていればもっとうれしかっただろうけど、今日のフェルナンドはとても速くて、彼に抜かれないようにすることは難しかった。もう少しでまた抜き返せそうだったけれど、彼のほうが僕よりもほんの少し速かったよ」
「それでも、3位という結果はとてもうれしいし、ニコ(ロズベルグ/チームメート)も5位に入ったから、チームとしてはポイントをたくさん稼ぐことができた。コンストラクターズのタイトル争いでひとつ順位を上げることができて、チームにとっては素晴らしい結果となったね。シルバーストン(イギリスGP/30日決勝)に向けていい弾みになるよ」
■ニコ・ロズベルグ(5位)
「5位というのは、今日の僕にとっては最善の結果だったと思う。完ぺきなレースができていたとしても、前を行くドライバーたちと争えるほどではなかったよ」
「最初のピットインで、みんなは難しい決断をするしかなかった。僕たちは硬めのタイヤ(ミディアム)にうまく熱が入れられるかどうか心配だった。だから、ウェバー(マーク・ウェバー/レッドブル)やアロンソ(フェルナンド・アロンソ/フェラーリ)から自分のポジションを守るためにオプション(スーパーソフト)を選択したんだ。でも、後から考えれば、ほかのやり方のほうがよかったかもしれない。なぜなら、第2スティントでもっと長く走ることができたからね」
「いいポイントを稼ぐことができたし、もっとパフォーマンスを改善できる部分があることも分かっている。でも、1か月前のことを考えれば、かなりの進歩が果たせている。ルイス(ハミルトン/チームメート)がまた表彰台に上れたのもうれしく思う。僕たちは正しい方向へ向かっているし、次のシルバーストン(イギリスGP/30日決勝)でブラックリーやブリックスワースの仲間たちの前でレースができることを楽しみにしているよ」