ジル・ビルヌーブ・サーキットで行われたF1第7戦カナダGP、トロ・ロッソのジャン・エリック・ベルニュは予選7番手、ダニエル・リチャルドは予選10番手だった。
【結果】F1第7戦カナダGP予選、各ドライバーのタイム、タイム差、周回数など
■ジャン・エリック・ベルニュ(フリー走行3回目17番手/予選7番手)
「楽な予選じゃなかった。一時はQ1ですら通過できないかと思ったよ! でも、クルマを2、3改良することができて、助かった。たいていウエットは得意なんだ。でも今日は違った。クルマも最高というわけではなかったけれど、力を最大限発揮できたんじゃないかな。あの状態で走るのは大変だった。でも最終的にうまくいったよ。7番手グリッドが取れたことからも明らかだよね」
「これまでのF1の予選で一番いい結果だけれど、7番手に喜んで飛び回ったりはしないよ。土曜日にポイントはもらえないんだ。まだ一番大事な仕事が明日残っている。少なくともこの順位はキープして、さらに上を目指すよ。レーシングドライバーだから、いつだってさらに前へ進みたいものなんだ。明日はまったく違うコンディションの中、すごく大変な午後になるだろうね。でも、昨日もロングランのペースは良かったから、楽観的な気分だよ」
■ダニエル・リチャルド(フリー走行3回目13番手/予選10番手)
「今日の午後はすごく難しいコンディションだった。考えられる限り全部あったね。ウエット、乾きかけ、油が浮いたり滑りやすかったり…。だから一度も全力では行けなかった。Q3に進出できたのは、かなりラッキーだったんだ。インターミディエイトを履いた状態のクルマはあまり乗りやすくなくて、満足な状態にならなかった。今日トップ10に入れたのは、ツキもあったと思うよ」
「明日ドライになったら、順位を上げられると思う。前に何人かドライのペースがそれほど良くないドライバーがいるからね。だから、明日は絶対に雨が降らないでほしい。ともかく、トロ・ロッソが2台ともトップ10に入れてうれしいよ。チームにとって素晴らしい結果だ」