ジル・ビルヌーブ・サーキットで行われたF1第7戦カナダGP、マルシャのジュール・ビアンキは予選20番手、マックス・チルトンは予選21番手だった。
【結果】F1第7戦カナダGP予選、各ドライバーのタイム、タイム差、周回数など
■ジュール・ビアンキ(フリー走行3回目22番手/予選20番手)
「今日はイライラが募る1日になったよ。僕たちは昨日ドライでは強さがあったと思うし、明日の決勝はドライになると考えられているだけにね。でも、今日は少しばかり失敗してしまった」
「それほど強い雨じゃなかったけれど、断続的に降ったし、今日のサーキットはいろんな段階でかなりコンディションが変わってしまった。Q1がスタートしたときはもう路面が十分に乾いていると考え、ほかのチームと同じようにスーパーソフトタイヤでギャンブルに出た。でも、実際にはかなり滑りやすかったから、ピットに戻ってインターミディエイトに交換できたのは幸いだった」
「まったくクリーンなラップがとれなかったんだ。走行ライン上にところどころにぬれた場所があったしね。そのせいで順位を上げるための一貫した走りができなかった。決勝ではドライになるという予報に期待したいし、昨日の調子を生かせることを望んでいる」
■マックス・チルトン(フリー走行3回目14番手/予選21番手)
「すごく難しい予選だった。最初の走行前には路面の状態を読むのが簡単ではなかったけれど、すぐに、最初に装着したスーパーソフトではダメだということがはっきりしたよ。まるでスケートリンクみたいだった!」
「インターミディエイトに交換してからは、攻められるという自信もあったし、うまく進展もしていた。でも、路面は改善され続けていたから、誰もがもっと速く走れるようになっていた」
「僕が最速タイムを刻んでいたときに、ブロックされてしまったんだ。でも、明日は少なくとも1台のケーターハムよりも前でスタートできる。もうウエットは今日が最後で、明日はドライレースになるのを期待している。昨日は、かなり有望な感じが得られていたからね」