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F1第7戦カナダGPフリー走行3回目、詳細レポート

2013年06月09日(日)0:31 am

2013年F1第7戦カナダGPが6月8日(土)、ジル・ビルヌーブ・サーキット(1周/4.361km)で2日目を迎え、現地時間10時30分(日本時間23時30分)からフリー走行3回目が行われ、マーク・ウェバー(レッドブル)がトップになった。

【結果】F1第7戦カナダGPフリー走行3回目、各ドライバーのタイム、タイム差など

予定では日本時間23時スタートだったが、裏ストレートに続く第11コーナー立ち上がり外側バリアの補修作業で開始が遅れたのだ。セッション前に行われたサポートレースで事故があったのだという。この影響で、規定によりセッションは半分の30分に短縮された。

セッション開始時の天候は曇り。気温15℃。路面温度は15℃。路面はセミウエット状態だ。

昨日の走行では、ジェンソン・バトン(マクラーレン)がギアボックス、ポール・ディ・レスタ(フォース・インディア)は電気系、パストール・マルドナード(ウィリアムズ)は第4コーナーのアクシデント、さらにキミ・ライコネン(ロータス)はリアブレーキのトラブルで、いずれもセットアップ作業に課題を残す。

シグナルはグリーン。下位チームからわれ先にとコースに飛び出して行く。走行時間が半分に削られたうえ湿度が90%以上もあっては、ドライを試すのは難しいかもしれない。タイヤはほとんどのマシンが雨用のインターミディエイトを装着している。

開始6分現在で一番時計は1分26秒340のジェンソン・バトン(マクラーレン)。これを1分25秒678でニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)、さらに1分25秒126でバルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)が塗りかえる。
開始13分、ボッタスが1分24秒314でトップタイム更新。これを1分24秒150でヒュルケンベルグが上回る。

セッション残り半分の時点でようやく上位勢が本格始動。フェリペ・マッサ(フェラーリ)が1分23秒492を出してトップ。伏兵エステバン・グティエレス(ザウバー)が1分23秒112でマッサを上回る。

トップのグティエレスとマッサだけが1分23秒台。3番手のヒュルケンベルグ、4番手ライコネン、5番手ボッタスは1分24秒台。6番手マルドナード、7番手グロジャン、8番手シャルル・ピック(ケーターハム)、9番手ギド・ヴァン・デル・ガルデ(ケーターハム)が1分25秒台を計測している。

残り5分、ドライ用のスーパーソフトを履いたマシンが次々とコースへ。路面はまだまだ乾ききっていない。残り3分足らずでマッサが1分22秒482。僚友フェルナンド・アロンソはストレートでウィービングを繰り返す。タイヤが暖まっていない証拠だ。

残り1分あまり、上位マシンが目まぐるしく変わる。トップはバトンの1分20秒520。時間切れ寸前、アロンソが1分19秒922、その直後、マッサが1分19秒750で最速。

コントロール・タワーでチェッカーが振られた。ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)、エイドリアン・スーティル(フォース・インディア)、マーク・ウェバー(レッドブル)が相次ぎトップを奪う。ウェバーひとりだけが1分17秒台を記録した。2番手スーティル、3番手ハミルトン、4番手アロンソは1分18秒台。5番手セバスチャン・ベッテル(レッドブル)、6番手ニコ・ロズベルグ(メルセデスAMG)、7番手ポール・ディ・レスタ(フォース・インディア)、8番手マッサ、9番手バトンは1分19秒台だった。

注目の予選は日本時間で9日(日)2時に行われる。

【写真】F1カナダGP金曜日(全30枚)

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