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ミシュランがF1復帰を検討か

2013年06月08日(土)12:57 pm

ピレリタイヤの劣化に不満をあげるチームが続出し、その安全性を疑問視する声もあがるなか、ピレリに代わるタイヤサプライヤーとして多くのタイヤメーカーの名前がこれまで報じられた。最新のうわさにあがったのは、耳慣れた名前ミシュランだ。

韓国のハンコック、日本のブリヂストンが相次いで2014年シーズンからのF1タイヤ供給を否定したが、かつてブリヂストンとタイヤ戦争を繰り広げてレースを盛り上げたミシュランの復帰も考えられる。

スペインの『AS』紙のマニュエル・フランコ記者は「ミシュランの代表者たちがF1首脳と会って復帰の道を探っているとモントリオールのパドックで聞いた」と伝えた。

ミシュランは2001年シーズンからF1に復帰し、ブリヂストンとタイヤ戦争を繰り広げた。保守的なブリヂストンと攻めるミシュランの争いは、7冠王者のミハエル・シューマッハと若きフェルナンド・アロンソ(現フェラーリ)のチャンピオン争いも盛り上げた。

2005年のF1アメリカGPでは、インディアナポリスのコースにタイヤが耐えられない危険が生じ、ブリヂストンのタイヤを履くチームだけがレースに出走するという前代未聞の事態が起きた。そしてミシュラン撤退後、F1はワンメイク時代に突入し、信頼性の高さを誇るブリヂストンの後にタイヤサプライヤーとなったのがピレリだ。

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