第6戦F1モナコGPでロメ・グロジャン(ロータス)と同じく批判を集めたのがセルジオ・ペレス(マクラーレン)だ。接触もいとわない追い抜きを何度か試み、最後はグロジャンのチームメート、キミ・ライコネン(ロータス)と接触してマシンを壊し、リタイアした。
昨年、アクシデントを何度も引き起こすとして批判されたパストール・マルドナード(ウィリアムズ)は、ペレスを擁護している。
「コース上の出来事を批判するのは簡単じゃない。セルジオは自分のレースをやったんだ」
「戦ったことで彼を批判すべきじゃないと思う」とマルドナードは話している。
モナコGPでペレスと接触して順位を大きく落としたライコネンは、レース後に「誰かが顔面をぶん殴ってやるべきだ」とペレスへの怒りをあらわにしていた。しかし、カナダGP開幕前の6日(木)もペレスは自分の非を認めず、2人の言い分は相変わらず食い違っている。
その2人が、6日に行われたサイン会で隣り合わせに座った。ロータスのオフィシャルツイッターはこうジョークを飛ばしている。「タイミング良く、モナコの友ペレスの隣に座って…。気まずい」