ジル・ビルヌーブ・サーキットで行われたF1第7戦カナダGP、マクラーレンのジェンソン・バトンは初日9番手、セルジオ・ペレスは初日12番手だった。
【結果】F1第7戦カナダGPフリー走行2回目、各ドライバーのタイム、タイム差など
■ジェンソン・バトン(フリー走行1回目2番手/フリー走行2回目9番手)
「以前よりはトップの連中に近づいた気がするね。タイムがだいぶ接近してきた。しかし、一番速いのは今週末も相変わらず同じクルマだ。今日は絶対的な信頼性の確保がマストだったけど、燃料を積んだ状態で3周しか走れなかった。ギアボックスにトラブルが出たんだ」
「肝心かなめのロングランの情報が入手できなかったのは残念。実は去年も金曜日に似たような問題を抱えたんだよ。やはりギアボックスだった。走りこみが足らなかったおかげでリアタイヤのささくれに悩まされ、決勝は苦労した」
「今日よかった点は、2台のマシンでかなり異なるセットアップを試せたことかな。おかげで貴重な情報が多く集まった。今夜はそれを研究して明日のセッションに備えるよ。明日も今日と同様、降ったりやんだりのコンディションだといいな。僕らだったら、それを最大限利用できると思うんだ」
■セルジオ・ペレス(フリー走行1回目8番手/フリー走行2回目12番手)
「今日はすごくめんどうなコンディションに見舞われたよ。今朝のセッションはウエットでスタートして、ゆっくり乾き始めた。これがすごく走りにくかったんだ。午後もロングラン中に雨が降りだしてイヤになったよ」
「トップのチームに比べると、まだまだ全体的なパフォーマンスで劣っているけど、ここカナダでは何が起きても不思議じゃない。特に今日みたいなコロコロ変わるコンディションではね。もし明日も今日みたいにウエットなら、どのマシンもロングラン不足のまま日曜日の決勝を迎えることになる。そうなればアッと驚くレースになるかもしれないよ」